2018/10/01 10:28

旅する石 muuleの装身具



muuleの装身具は既製品と違い、すべて手作業で仕上げたものです。
さまざまな国を旅し出逢った石や古いビーズ、護符などを集め、ひとりで一点一点丁寧に作っています。
できるだけ他にはないものをと思いほとんどが一点ものになります。

オーダーに関しましては、受付状況はCOJIのWEB SITEでご確認ください。

素材があるものに関しましては、作れる場合もございますので、SOLD OUTになってる商品のなかで気になるものがございましたら
お気軽にお問い合わせください。


既製品と違い、ひとつひとつ手作業で仕上げていますので以下のことにご注意ください。

・天然石やアンティークビーズは1つ1つ色・形・大きさが異なります。
 可能な限りサイズが均等でキレイなものを選んでおりますが、
 中には、石のにごりや結晶、割れ目やかけ、形がいびつなものも多くあります。
 また、同じ天然石でも色味が異なる場合もあります。
 これらの状態は、天然のものであるという証拠でもあり、魅力でもあります。
 こうした天然石の特性をご理解頂いた上でお買い求め下さい。

・使用している天然石は、商品詳細ページに記載しています。
 画像とは少し色合いが違う場合もございますがご了承ください。

・金属は素材により、体質によってはかぶれ等を生じる場合があります。
 少しでも異常を感じたら、すぐに着用を中止して、専門医に相談される事をおすすめします。

・ビーズのアクセサリーはとてもデリケートですので、商品のお取り扱いには充分ごご注意ください。
 水や洗剤に弱いので、お風呂に入る時や水仕事をする時などは必ず外して下さい。
 強く引っ張ったり広げたりするとテグスやチェーン、金具が切れたりと破損の原因になります。

・アクセサリーの中には鋭利な金具を使用しているものもございます。
 小さなお子様、ペットの誤飲を防ぐため、手の届かないところに保管され、ご使用の際は十分お気を付け下さい。

・お買い上げ頂いたアクセサリーのメンテナンスもできる限りお受けいたします。
 送っていただく往復の送料はお客様にご負担して頂く形になってしまうのですが、
 初回に限りピアスなどの簡単な補修でしたら無料でさせて頂きます。
 
 ただし、石やパーツを紛失されたなど、新たにパーツの追加が必要な場合は、
 有料となりますのでご注意ください。
 また同じ石やパーツが入手できないものもございます。
 同じ石があった場合でも、一点一点色や形、サイズなどが違ってきます。
 特にヴィンテージやアンティークパーツ等は、1点限りのものが多く修理できない場合もございます。
 予めご了承ください。



ヒマラヤ水晶



cojiで取り扱っているヒマラヤ水晶は、インド北部のヒマーチャル・プラデーシュ州のクル渓谷や
パールバティー渓谷のものが中心です。
現地の村で出逢い、手にとってみたものを買い付けています。

ヒマラヤの水晶の採掘現場は、機械の入れない山奥にあるので、人々は歩いて山を登り、
手作業でひとつひとつ丁寧に採掘しています。
そして集められたたくさんの水晶をかかえて、来た道をまた歩いて運びます。
そんな人々の大変な苦労を経て村に運び、そこからわたしたちのところへとやってきます。

聖なる山で長い年月をかけて育ったヒマラヤ水晶は、
気や心の乱れを浄化吸収し、生命力を高めるといわれています。
また持つ人の潜在能力を引き出すことで集中力を高めます。

さらに水晶は部屋などの気の流れを浄化吸収する効果があるといわれています。




カレンシルバー



カレンシルバーは、タイ北部やミャンマー、ラオスに暮らす山岳少数民族"カレン族"が、
ひとつひとつ手仕事によりつくられたシルバーです。

自然界には精霊が宿るという考えから作られる伝統の紋様が、カレンシルバーの特徴です。
花、虫、魚といったとても身近に感じられる自然の物をモチーフにしたシルバーアクセサリーを、
昔から魔除けやお守りとして身につけていました。
そのシルバーに刻まれた伝統の刻印は、様々な意味や願いが込められています。
創り手・使い手の思いがそこに存在し、とても大切に扱われています。

カレンシルバーは独特の刻印を浮かび上がらせるために、一度硫化させて、その後磨かれます。
そのためシルバー925のような光沢はなく、マット感のある少しくすんだ味わい深い色みです。

また純度が95-99%と高く、ほぼ純銀に近くやわらかいのも特徴です。
小さなビーズからパーツまでほとんどがハンドメイド。
手作りしやすいように柔らかいピュアシルバーを使っています。
ひとつひとつカタチも違い、それも手作りならではの魅力です。

最近では人気が高く、工場で生産されているものもあります。
cojiでは、できるだけハンドメイドのもの、昔からのものを集めています。



ローマングラス



ローマ時代や、ササン朝ペルシャ時代などに作られたガラス
(地中海沿岸地域で隆盛を極めたローマ帝国領内で作られたガラス)は、
ローマングラスと呼ばれています。

土の中に長年(一説には500年以上)埋まっていたガラスは、
成分の珪酸や酸化アルミなどが土中の鉄、銅、マグネシウム分などと化学変化を起こし、
表面に光があたるといろいろな色に輝くように発色するようになります。
虹色の上に白っぽい銀色の薄い膜で覆われています。
一種の風化現象と言われてて、様々な環境条件が整って始めて起こりうる現象であり、
人口的には決して作れないと言われています。

これがガラスの銀化という現象です。

銀化現象は、ガラスが土の中に数百年以上埋まっていて初めて起す現象。
土の中にいて起す現象なので、地上の空気中では変化はしません。

2000年の時の流れが作った銀化現象をたのしんでください。

cojiで使用しているローマングラスは、
主にアフガニスタンのもので、出土した際、お皿などが割れた状態でできてたものの破片を
ビーズに加工したものです。